睡眠時間を分割してとる多相性睡眠、ほ乳動物本来の眠りのメカニズム

睡眠時間を左右する多相性睡眠
睡眠のことを話すときに必ずと言っていいほど話題となる睡眠時間のこと。必要なのは「何時間」だとか、それ以上「寝なければ身体の疲労がとれない」、もしくは「それ以上寝ると逆効果など」さまざまな議論がされます。

しかし必要な睡眠時間は人によって千差万別。もともと見た目など体質までも大きく違うのに人々みんなが同じ睡眠時間で足りるとは限りません。数字はあくまで目安でしかないのです。それぞれ自分のカラダにあった睡眠時間が存在するといえます。

そこで自分の睡眠時間を考えるのにヒントになる多相性睡眠について着目。人間本来の睡眠のとりかたとは?




武井壮さんに学ぶ睡眠時間


出典:ORICON NEWS

以前から話題になっていた1日に2~3時間の短時間の睡眠でも身体が回復するひと。

タレントの武井壮さんは、1日の睡眠がなんと45分!!

これは普通の人の平均睡眠時間の約1/6に相当します。

たったの45分眠るだけで身体が回復して元の状態に戻るのだとか。毎日やらなければいけない事としたい事など時間に追われる日々を過ごす私達には起きている時間が長いということはとても羨ましい体質です。

ですが、このテレビの番組が流れてから話題になったのはもちろんのこと、いろんな「すごい!」という意見も「それ嘘だろ?」、「ヤラセじゃないの」という否定的な意見まで出てきましたが、そこにツイッターで武井壮さん自身が反論。そこであることがみてきました。

オレの睡眠時間は1日45分だという情報はちと違う。。医師によるとオレは45分の睡眠で一般人の7時間睡眠と同程度の長さレム睡眠が取れている。。だから45分でも充分休息が取れる。。それを1日3回は取るから、1日21時間睡眠してる計算。。短い睡眠時間で猛烈に回復する男、それが武井壮。。
出典:武井壮さんTwitter@sosotakei

なるほど。。。

けどこの人の1日の睡眠時間は合計してもたったの135分

その時間帯に普通の人の21時間分の睡眠がとれているという計算になります。

もちろん医学的に見ても稀な部類に入るものの人によってはまったくできない技ではないらしいのです。医学的にも根拠がはっきりしており、人それぞれ体内の回復に必要な時間が短いか長いかだけのようです。

ただしこのような体質の人は9千人に一人の確立です。真似はしないほうがいいようです。

短時間を分割してとる

武井壮さんも45分の睡眠を1日に3回に分けてとるという。時間の短さばかりがクローズアップされますがいちばん着目するべきはこの分割して睡眠をとること。

睡眠時間を分割することによって得られるメリットなのです。

そこで見えてきたものは、人間本来が持つ習性でした。

【多相性睡眠】という本来の睡眠

猫の寝相
これをきっかけに1度に長く眠るのではなく、2~3時間の眠りを数回取るという【分割睡眠】という方法が取りざたされるようになってきました。

このように睡眠時間を分割して寝る方法を
「多相性睡眠」といいます。

もともと人間を含むほ乳類は、多相性睡眠をとる生き物だそうで、とても理に適っている睡眠の方法なのです。

現代の私たちが行っている夜、日が落ちてまとめて眠る睡眠の方法は単相性睡眠とよばれ、人間がこの世に生まれてきて現在の世の中の生き方に適合するように進化してきた段階で生まれた新しい睡眠方法です。

今自分たちがしている生活習慣のほうが新しく、多相性睡眠が人間本来のかたちなのです。

分割睡眠のとりかた


多相性睡眠が人間本来の睡眠の取り方で、身体によいということはわかりましたが日常会社に行って働いている社会人はもちろん学業に励む学生さんも、時間が規則的に決まっていて中々睡眠を分割してとるというのは難しいです。

しかし、ドイツの睡眠医学者によると海外から見ても日本は睡眠をとる空間と居住空間が厳密に区別されていないことが多いとからどこでも睡眠が取りやすく多相性睡眠に適しているといわれているようです。

たとえば、移動中の電車など乗り物の中。お昼休憩に車の中で。会議中にこっそり。。。なんてことも。

実際には難しいけれど、この多相性睡眠が人間の身体にあった眠り方であると知ると休日にでも試したくなります。今後、休日の日の過ごし方に変化を加えられそうです。







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