子供(5才~12歳)の理想の睡眠時間、背の高い子、勉強が出来る子は○時間以上寝てる!

子供の睡眠時間画像
子供の睡眠時間は大事です。これからの身体を形成し学力や体力を備えていく成長の段階で重要な役割を果たすための大切な時間。

理想的な子供の睡眠時間の必要性とともに睡眠すらも取りずらくなったともいわれる現代っ子たちのより良い睡眠時間についてお話ししていきます。





睡眠が成長期の子供に与える影響

子供(5才~12歳、小学生)睡眠時間画像
子供の身体に睡眠時間はとても大切です。睡眠中、寝ている間に分泌される成長ホルモンはその後の子供の、身体の発育や基礎的な健康なカラダをつくるため、また脳の大人まで残る知性にも大きく影響を及ぼします。

睡眠時間が不足すると成長ホルモンの分泌が減少し、本来摂るべき量の食事が欲しくなくなったり、いろんな体験から得た知識が記憶されなくなるなどさまざまな弊害があります。

背を高くするには睡眠

特に成長ホルモンは骨と筋肉に働きかけることによって発育を促します。

ですから、身長を高くしたいのなら睡眠はとても大事な条件になっていることがわかります。

この成長ホルモンがもっとも分泌される時間帯が午後10時から夜中の1時までのたったの3時間。この時間に熟睡できていることがカギになります。

5才~12歳くらいまでの幼稚園から小学生くらいのお子さんの推奨される就寝時間を21時や22時と言っていたのにはこういったちゃんとした理由が含まれていたのです。

学習力を高めるための睡眠

睡眠している時間帯は大人の場合だと体の代謝を促がし、細胞を新しく入れ替え心身の修復、回復の時間帯と同じように子供も寝ている間に、その日1日に脳に入ってきた情報を整理する時間として使われます。

小学校で繰り返し計算をしたり同じ漢字ドリルを何度もするのは、脳内の知識を何度も上書きして「定着」させるための作業。

十分な睡眠が取れている子供のほうが、記憶力もよく、新しいことも覚えやすくなります。

この脳内の作業が行われるのは成長ホルモンが分泌された後だといわれているため子供の睡眠時間が短いとせっかく学習したことを頭の中に植え付ける時間が少なくなってしまうということに繋がってきます。

子供の理想的な睡眠時間

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子供の成長に大きく関わり、背が高くなったり、勉強がよくできる子になるためには睡眠時間が大事だということが伝わりましたね。

それではだいたい5歳~12歳くらいまでの子供に必要な睡眠時間って何時間くらい
寝かせればいいのか?

子供の睡眠時間の理想のかたちとは。

ここから表にした年齢別の理想の睡眠時間は夜間に連続してとる睡眠のことをいい。お昼寝などは含まれません。

子供の理想的な睡眠時間
年齢 理想の睡眠時間
5歳~6歳 11時間~13時間
7歳 10時間半
8歳~9歳 10時間
10歳~12歳 9時間半

子供の睡眠時間は短いと黄信号!?

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子供の成長期に欠かせない睡眠時間は短いと、先に述べたとおりさまざまな子供の発育にかかわることに影響が出てきます。

うちの子は寝付きが悪いし、睡眠時間が短いと感じているならばその時は黄色信号。一度立ち止まって家族の生活習慣を見直すことが必要です。

子供にとって大事な成長期は長い人生の中でほんの一瞬、人生の中の最初の1/5程度。だからこそ今しかない大切な時期の睡眠をいまのうちに整えておかないと、それからの子供の人生をも左右してしまうことを親御さんは覚えておいたほうがよいでしょう。

子供の理想の就寝時間と起床時間


では子供がいつ寝て、いつ起きるのが一番好ましいか?

2014年に文部科学省が、小学生5年と6年(11歳と12歳)、約5,000人を対象に行った

睡眠を中心とした生活習慣と子供の自立等との関係性に関する調査の結果
出典: 文科省

から適切だと思われる解答だけを抜粋してお伝えします。

理想の就寝時間

アンケートから見えた平均の就寝時間は夜の、午後9時から10時より前が最も多く。

次の日学校がない日でも、それよりも就寝が遅くなった場合、次の日の午前中に気分が悪くなるなど症状を感じたり、日中イライラすることがあるという子供たちが過半数を上まわる結果になっています。

理想の起床時間

回答の中で7割以上、いちばん多かった時間が、午前6時30分から7時でした。

そして起床する時間が“2時間以上ずれる”場合では学校の授業中や休日に関わらず「日中に眠くなる」、「何でもないのにイライラする」という結果が出ています。

子供の睡眠不足

子供理想睡眠時間
睡眠時間が不足してしまうと、成長期の子供たちは大人になっていく過程で、心とカラダを作り上げていく体内と脳の働きを大きく阻害してしまいます。

睡眠不足によって子供が受ける影響は

 必要充分な成長ホルモン分泌が行われない
 学習力の低下
 思春期を早めてしまう
 食欲不振

思春期を早めてしまう

女の子の場合だと、睡眠不足によって思春期が早まり小学生の間に胸のふくらみを感じたり、生理が早くはじまってしまうなどが人よりもずいぶん思春期が早くなることもあります。このような場合、多くは成長期が早く終わってしまうリスクが高まってしまいます。

しかし思春期が早まったからと言ってお子さんによって違うので一概には言えません。早く成長してもそのまま人よりも大きな体をしている子供が典型的な例です。

その反対で、小学校の頃などにクラスで一番背が高く列の一番後ろだった子が、中学高校へ進学した時にだんだんと列の前のほうへ移動してくるのは、はやく成長が止まってしまっている可能性があります。

食欲不振

また子供の睡眠時間帯は大人と同じように代謝を促進し、傷ついた細胞を修復してくれる役割を果たしてくれるわけですが、この睡眠時間が不足すると、昼間活動していた胃や腸が回復しておらず、食欲不振になり身体に必要な十分な栄養を体内に取り入れることができなくなってしまいます。

子供の睡眠時にこんな症状を感じたら!?

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うちの子は睡眠不足かなと感じた時に、少し様子を見守ってあげ以下の症状を感じたら最寄りの医師への相談が得策です。

 中々寝付いてくれない

子供が寝かせたい時間になっても中々寝ない子供の場合、一概には言えませんが入眠障害の可能性があります。

けれどその原因はさまざまで、日中に運動をすることですぐに眠れるようになる子供もいますし、過敏な性格のお子さんですといろいろなストレス要因から解放してあげることも必要になってきます。あとで詳しく解説します。

 いびきをかいている。もしくは睡眠中、息が止まっているように思うことがある。

これらの多くは小児の睡眠時無呼吸症候群の可能性が高いです。これが発症するのは太めの、ぽっちゃりしたお子さんに多く見られますが、まれに痩せすぎ体質の小顔であごが小さいタイプの子供にも見られます。

子供の場合、大人と違いとにかく早期の治療が根絶になります。子供の場合早く直せば永久的に治すことが可能なのです。
疑いがあれば早めに専門の医師に相談することをおすすめいたします。



子供に適正な睡眠時間をとらせる方法

子供の睡眠の質を高めてあげるには、親御さんの手助けがもっとも肝心。その後の子供の将来をも左右してしまう睡眠はおざなりにしていい小さなことでは決してありません!

運動

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子供は風の子、元気な子。お天気が良い日は外で日光を浴び思い切り身体を動かすことで、カラダがほどよい疲労感に包まれ夜になると入眠を促します。

また眠くなり熟睡しやすくなるので、睡眠の質を高めることができ結果的に良い循環が生まれるきっかけになります。

寝る部屋の整備

子供睡眠時間を高める部屋画像
子供が十分な睡眠がとれる環境を整えることも必要です。

子供だけ寝かせて親御さんは起きているご家庭で寝ている子供の部屋まで電気がついていたり、隣の部屋で話し声が聞こえるだけでも眠れない子がいます。繊細な性格のお子さんに多いです。人は目を閉じていても瞼から光をストレスとして受け取ります。

寝るときは部屋を暗くして静かなお部屋で寝かせてあげる。一緒に川の字になって寝るご家族でも一緒に電気を消して寝るだけで子供が体で覚える「夜になると眠る」習慣づけになります。

毎日決まった時間に起きる

子供睡眠時間画像
学校がある日も、休日の日も、毎日いつも同じ時間に起きる習慣をつけてあげてください。そうすることで日中におのずと元気よく活動できるとともに夜になると自然と眠たくなる身体を作りあげていくことができます。

子供のころからの休日前の夜更かしや、朝寝坊はあまりよくありません。

朝陽を浴びさせる

子供睡眠時間朝陽画像
毎日起床後、部屋のカーテンを開けて太陽の光を見せてあげてください。朝に日光を浴びることでカラダに「朝ですよ!」と教えてあげることで体内時計のバランスを図るのです。

そうすることで交感神経のスイッチを入れ、また夜になるとスイッチを切って今度は副交感神経のスイッチをONにします。

この体内時計のバランスが崩れると大人になってから修復するには至難の業です。子供のうちに整えておくことが今後何十年もの間、付き合っていくこととなる睡眠にとっては非常に大切なことなのです。







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