犬に必要な睡眠時間と睡眠不足が引き起こすワンコの睡眠障害とは

犬の睡眠時間画像
犬の睡眠時間は子犬~成犬、老犬で時間が異なります。また人間の平均的な必要な時間よりもはるかに長く寝すぎなどの心配をされる方も多くいます。

犬にとっても大事な睡眠。

犬にだって起こりうる睡眠不足の症状と睡眠障害についてお話ししていきます。




子犬の睡眠時間

子犬の睡眠時間画像
子犬は人間の新生児と同じく成長のためにたくさん眠ることが必要になります。
犬の睡眠時間は12~14時間と人間より長いことから驚かれることもありますが、子犬の睡眠時間は16~18時間それ以上のが必要と言われています。

寝る子は育つとは人間の世界だけのお話ではないようです。

成犬の睡眠時間

成犬の睡眠時間画像
大人に成長した成犬に必要な睡眠時間は12~15時間くらいです。おおよそ人間の睡眠と比べると4,5時間ほど長くとることがわかります。ほぼ1日の半分を寝て過ごす計算になります。

身体の大きな成犬ほど長く眠る傾向が見られるようです。このことからも犬の身体をしっかり休めて次の活動のためのエネルギーを蓄えておくために必要な睡眠時間だということがわかります。

老犬(シニア犬)の睡眠時間

老犬の睡眠時間画像
老犬(シニア犬)は疲労回復に時間を要するために1日、18~19時間の睡眠を必要とします。人間の場合は年を重ねるごとに早く寝るものの、朝早く眼をさましたり睡眠時間が短くなる傾向にありますが犬の場合その逆です。

体力の衰えとともに、身体の回復(再生)のために多くの睡眠時間を必要とすることになっていきます。

これらかも読み取れるように犬にとっては、本当に睡眠は大事なのです。

うちの犬寝すぎじゃない?と心配になったら

犬の睡眠時間画像
うちの犬、ずっと寝てるんだけど?大丈夫?
いたって健康な証拠です^^

人間の赤ちゃんと同じで、眠ることで成長を促しています。長すぎるからと言って心配することはありません。
 

犬の睡眠時間が人間よりも長い理由

睡眠時間というのは浅い眠りのレム睡眠と、しっかり脳を休息させストレスを除去し成長や疲労回復のためのホルモン分泌を促すノンレム睡眠とがあります。

人間はこのレム睡眠とノンレム睡眠を90分間隔で繰り返すのに対し犬の場合、睡眠時間の約80%がレム睡眠

すなわち浅い睡眠です。ですから人間と同じように回復せるためには長い時間が必要なのです。

またこのように睡眠時間のほとんどがレム睡眠になっているのは元々犬は野生で生活する夜行性の動物で、眠っている間も外敵からの危険を素早くキャッチするために浅い眠りになっているという説が有力です。

 

こんな場合は病気のサインかも

睡眠時間が長いと感じる上に、起きて活動しているときも元気がなく「なんだかへん?」と感じたら病気やケガを疑ってみましょう。

皮膚へのノミやダニの寄生虫による影響や犬の貧血症などの恐れがあります。病院に相談をしましょう。
寄生虫の場合皮膚から栄養を吸い取り元気をなくためによく眠る傾向がみられます。

疑いがあれば相談。何もなければないに越したことはないのですが獣医に相談してみないことにはひとりだけで考えていても一向に答えは見つかりません。

いつも神経を尖らせておく必要もないですが犬の健康管理のためにも疑いがあれば獣医に相談しましょう。

犬の睡眠不足の判断

犬の睡眠時間画像
体調が悪そうでぐったりとして、足の関節に異常がって立ち上がり切れないなその異常な場合には本能的に睡眠をとることでその症状を和らげようとすることがあります。

自分の身体の状態に対して睡眠が足りていない状態です。

このように自分の具合が悪い時にとろうとする睡眠は、無理に起こすと吠えたり悲鳴をあげたりするのでいつもとの違いを判断します。

犬の睡眠障害

睡眠をとる犬画像
睡眠時間が短くなったり、眠りが浅くなり夜中に起きて吠える。などの症状は認知症の可能性が高いです。

また成犬になっても遊んでいたり歩いているときに突然眠ってしまうなどの症状が確認できた場合には、自分の意志とは関係なく眠ってしまう「ナルコレプシー」という病気の可能性があります。

また夜でも光のある騒がしい場所で過ごすとストレスがたまり睡眠時間に異常が出てきます。

身体に必要な睡眠をしっかりとることで健康を保ち長生きすることができますが睡眠時間が減ると寿命が縮まってしまうことも考えられます。

犬の質の良い睡眠のために飼い主ができること

犬の睡眠時間画像
犬にとって必要な睡眠時間を確保できるように飼い主さんがしてあげられること。
日ごろから気を付けておきたいことをメモしてみました。

犬が快適に眠れる環境整備

犬専用のベッドがもっともおすすめですが、専用のものでなくても構いません。
けれどその場合下記のことを念頭に場所やグッズを選ぶと犬にとっていい寝床がつくれます。

 ちょうどよい固さのお布団
肌触りの良いふかふか、モフモフのお布団では身体が沈んでしまい体勢が不安定になり熟睡を阻害してしまいます。ある程度固さがあるものがベストです。
 身体の大きさにあったサイズのベッド
大きすぎてもダメです。少し寝返りが打てるくらいサイズがよいでしょう。身体の大きさに対しての1.5倍程度を目安にしてみてください。
 底が厚い高床のベッド
床に直敷きだと、人間の生活音や振動が伝わって眠りが浅くなり睡眠不足の原因になります。低ければその下に防音また吸音素材のマット等を置くと同様の効果が得られます。
 あご乗せまくら
日頃から下から自分よりも高いものを見上げている犬はどうしても首回りが披露しやすいです。首が安定する枕を用意してあげられると疲労軽減と熟眠効果が期待できます。
 寝床の場所
ベッドを置く場所も大切。できる限り人があまり行き来するような通路から離れた静かな場所においてあげましょう。リビングのソファの角や飼い主さんの寝室のベッドの横などがベターです。

室温管理

人間と同じく犬の睡眠の質を高めるためには、室温も大変重要な役割を果たします。
犬の種類や年齢によって多少のバラつきがあります。

おおよその温度の目安は

 夏の場合:22度~25度
 冬の場合:19度~25度

子犬や老犬(シニア犬)は自分で上手に体温調節をすることができません。季節を問わず冷え性に注意してあげましょう。

エネルギー消費

身体がつかれていればよく眠れます。要するに運動をさせるということです。
適切な時間の散歩はもちろんのこと、おもちゃで一緒になって遊んであげる時間が必要です。







関連記事