睡眠時無呼吸症候群の治療に使用するCPAPとは?使い方と目的

睡眠時無呼吸の治療に欠かせない人口呼吸器CPAPについてどのような機器なのか、またどうやって使うものなのか使い方など実際にそのものを使ってご説明します。




どのメーカーも自動で無呼吸の状態をデータ化して取得


睡眠時無呼吸の治療のひとつとして人口呼吸器CPAP
(Continuous Positive Airway Pressure)を用いた対症療法は現在世界的にもっとも多く取り入れられている睡眠時無呼吸の治療方法です。

鼻に取り付けたマスクから自動的に空気を送り込む機器のことで、処方圧と呼ばれる患者さんひとりひとりにあった適正な気圧を機器本体のプログラムに設定し一定の圧力を気道にかけて、閉じかけている気道を開き空気を送り込む機械です。

また特徴として、機器を装着して眠っている間の呼吸状態を内部のメモリにデータととして記録していくことで、そのデータを元に医師との治療方針についてのやり取りすることになります。

病院で処方してもらいレンタルが基本


掛かりつけの病院で、CPAPでの治療が必要と診断された患者さんに医師から処方がだされ、それぞれ病院の提携するメーカーのものをレンタルして使うこととなります。

日本の場合、この人口呼吸器CPAPは保険が適用されていますので、保険適用でレンタル料が1ヶ月だいだい5000円前後です。

専門科のある病院ならそこで自分にあったマスクの形状を測ったり(メーカーによって異なる)したあとに、その場で渡されたり、後日メーカーの方がご自宅に持ってきてくれ設定をしてもらったあと説明をうけるなど各機種やメーカーによっても違いますしメーカーと契約している病院によっても対応が異なりますので、医師の指示を待って動きましょう。

基本的な使い方

各メーカーによって使い方も装着感も違いますがここでは実際の機器をもとに基本的な使い方をご説明していきます。
※ここではP社製のCPAPを用いて簡単なご説明。


2つのメーカーのものを試してみたところ、どちらもホースは材質が薄くできていて口元から繋がるホース自体が軽く良く動き、寝返りなどを打っても煩わしくないように出来ています。


こちらがいちばん肝心なマスクの部分。もちろん鼻にあてたときに痛かったりする素材や感触はありませんが、自分の鼻のところにあっていなければ痛かったり、逆にゆるいと空気が漏れてしまったりします。最初に顔に合うようにきちんとセットしておかないと寝ている間にズレてしまう要因にもなる大事な個所ですし、ここさえあっていればあとはほぼ自動なので他は問題ないほど大切なところです。


鼻につけるので、口でしか息ができない人は口を閉じ鼻だけで息をする練習が必要です。

もし自分に合わなければ、すぐに医師に相談してセットしなおしてみるか、違うタイプのマスクを選んですすめてもらうなどすることをおすすめします。


P社の場合は、2~3種類のマスクのベルトタイプが用意されており、着け心地で選ぶことが出来、いちど試してダメであれば新しいタイプのものと交換してくれます。


こちらはベルトの部分、先ほどのマスクを固定する役割のところですが、ここでセットします。ご自分でゆるめたり締めたりして微調節することが可能です。マスクの部分が大事というよりここの調節が大事かもしれません。


機器本体には呼吸器の空気圧の流れを計測し、睡眠時の呼吸状態を一部だけ記憶しておく機能がついています。メーカーによってSDカードタイプのものとUSBメモリタイプのものがあり、またこれらを抜き取って病院の診療の際に持参して、医師に確認してもらう方法と、一度メーカーに送りデータ化してもらう2種類のやり方があります。


製品によってはこれらを数値化するための機能自体をメーカーから導入している病院でなければ見れないものもあります。その場合は一度メーカーに送ってそのデータ化されたものが病院へ届いたのちに診察してもらうことになります。

いちど記録媒体をメーカーに送るやり方では、月に一度メーカー側から送られてくる替えのカードと交換して、同じ入れものに入れて一緒に同封されている封筒に入れて投函します。

この作業が煩わしいと感じるかそうでないかは個人の判断によるところが大きいです。


大きなカバンに入っているので、旅行など宿泊先でも使用することができます。







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