睡眠時間が短いとどうしても寝不足となってしまうのはあたりまえですが、必ずしも長時間寝れば身体に必要な睡眠がとれるとは限りません。質の良い睡眠をとるための時間との関連性を紐解きます。
時間は目安。どれだけ脳が休めているかが肝心
質の良い睡眠とは、床に就いて眠りについてから朝目覚めるまでの時間にどれだけ熟睡できたか=疲れが取れているのか、はたまた朝、スッキリ目覚めることができたのか…。
その他のいろいろな条件が重なっていえるのですがひとまず時間だけで見ると10代のかたで8時間~。大体20代~45歳くらいまでの成人で約7時間くらい45歳位を超えると5~6時間くらいだと言われています。
このくらいの時間は寝ていないと寝起きが悪かったり身体がダルかったり、日中頻繁に眠気に襲われたりとさまざまな症状ですぐに身体の異変として表れてきます。
日本人の成人の平均睡眠時間が7時間42分という事ですので時間的には足りているといえますが、日本の社会人の約6割。女性に至っては成人女性の約4割の人が睡眠に不満があるとの調査報告があります。
睡眠時間は足りているのに…。そうなんです、長時間床に入っていたまたは、眠っていたとしても熟睡出来ていなかったり、もしくは何度も目を覚ましていたりしたら睡眠が足りていないと感じることでしょう。
あくまでも時間は、一応の目安。
身体の健康にも美容にも良いしっかりとした睡眠をとるには時間よりも質の方が大事ということも覚えておきましょう。
寝ても疲れがとれないなどの症状があるひとは睡眠障害の疑いが濃く、いくら長い時間寝ても睡眠不足と感じてしまうでしょう。そういった人たちが質の良い睡眠をとる方法を次回以降にいろいろな角度から見ていきます。