夜寝るときに充実した睡眠をとるための日中の過ごし方

質の良い睡眠を手に入れるには起きている間の日中の過ごし方が実は重要なカギだった…!

眠りに入る前のカラダの機能にはさまざまな脳からの信号がかかわっています。その睡眠へと導く信号の「しっかり休む」という合図が出にくい人が不眠などに悩まされています

脳の働きと、夜の眠りの質を高めるための日中の過ごし方をご案内します。




睡眠に大きな差が出る大原則

夜しっかり睡眠をとるための日中の過ごし方
情報の移りかわりが早く、流行などの時間も短く、しかも速くなったストレスを感じやすい現代社会。
こんな時代だからこそ質の良い睡眠を手に入れることは、人のカラダの原理に基づいた手っ取り早く人生を豊かにしてくれる効果的な方法。仕事や人間関係によい影響を与えてくれるのです。

女性男性問わずストレスを感じずには過ごせないくらいのプレッシャーだらけの毎日。
ストレスが日常的になってくると、ストレスを感じ取っていること自体が身体にとってあたりまえとなってしまい、特に女性に多く見られる自律神経の乱れを引き起こしてしまいます。
せっかく寝て休む時間もこの自律神経のバランスを崩すと質の良い睡眠とは程遠いずっと緊張&戦闘モードな状態になります。

この自律神経が乱れてくると、神経がいつも過敏になりピリピリと張りつめた状態になってしまいます。こうなってくると眠むりたいときに眠れなくなる=寝つきが悪くなる入眠障害のほか、眠ったあとでも神経が緊張状態なので血管が収縮してしまい結果、 血の巡りが悪くなっているので眠っている最中に普通なら行われていなければならない「心と身体のメンテナンス」ができず「寝たはずなのに疲れが取れない」など熟睡感が感じられない状態が続いてしまいます。

日中の過ごし方で自律神経をコントロール

睡眠の質を左右する自立神経
これら自律神経のバランスを整えるには日頃の起きている間=いわゆる日中の過ごし方がカギを握っています。

自立神経というものは体内の臓器や細胞を緊張させ心身をアクティブに動かす【交感神経】と、逆に臓器や細胞をリラックスさせ緊張を解きほぐしてくれる【副交感神経】からなっています。

電気のスイッチでいうと、【交感神経】がONの状態、【副交感神経】が電源OFFの状態です。このように2種類の交感神経が存在しているにも関わらず、私たちの生活では圧倒的に【交感神経】=ONの時間が多いのです。

そしてもうひとつ厄介なのが、この【交感神経】=ONの状態は直接生命活動に関わりONのなかでも大きくなったり小さくなったりしますが、こと【副交感神経】=OFFの状態についてはのこの生命活動の“維持恒常”のための働きなので大きく変わることがありません。

ですから、意識的に【副交感神経】が大きく高まりやすい状態にカラダを自ら持っていってあげることが質の良い睡眠を手に入れるために重要になってきます。

また、不眠で悩む人は、「OFF」のスイッチを入れることがヘタな人がほとんど。自分の持つ本来の力を発揮してイキイキとした毎日を過ごすための質の良い睡眠のための日中の過ごし方お届けします。

覚えておいて、ふとしたときに思い出してちょっとだけ実行してみるだけでも構いません。キーワードは“ゆるり”…。どうぞ!

実は簡単な「一息入れる」がキーワード

おしゃべりで“ゆるり”

感じたことをすぐに口に出来る人はストレスが溜まりにくいです。長時間のデスクワークをする人は小まめに休憩を挟みひとと話すように心掛けてみてください。内容はたわいもないおしゃべりでいいんです。

嫌だったことなどネガティブな事ほど、ひとに聞いてもらう=アウトプットすることがストレスを溜めない重要な要素。あなたの話すことは愚痴でもなければ、決して悪口でもありません。
あなたのあるがままの思っていることを聞いてもらうだけでいいのです。とにかく自分のモヤモヤとした感情は溜めこまずに早めに吐き出すことが肝心です。

また、声を発するだけでデトックス効果があります。

首元のケアで“ゆるり”

脳と体をつなぐ首には副交感神経に関わる神経が多く通っているので、首元のケアをすることで副交感神経の働きを良くすることができます。

 「温めて、まわして、休める

入浴時は首シャワー、髪を乾かす際は、ドライヤーの温風を首にあてる。冬場にはPCを前に長時間のデスクワークが多い方はお仕事の途中ネックウォーマー(首カイロを入れて使うタイプ)などを当ててると首のコリがほぐされて気持ちよく体内の機能の働きも向上させ一石二鳥。

メールチェックは控えて“ゆるり”

お仕事メールはもちろん、プライベートメールもOFFの時間には気にしない!見ない!

メールチェックを頻繁にすることで、人はかなりのストレスを受けているとのある研究結果が報告されています。メールチェックを丸5日間しなかった人は穏やかな心拍数で過ごせ、他の人の2倍のペースでメールをチェックする人の心拍数は、「かなり興奮した状態」で、交感神経が上がりっぱなしだったそうです。

「どうしても気になって仕方がない」って言ってる人ほど離れた時間がかなり必要です。もちろん寝る前にはパソコン、スマホの画面を見るのは質の良い睡眠の妨げになります。

1日の間にメールチェックする時間と回数を決めるなどしてコントロール。メールに振り回されない自分生活を手に入れましょう。

どこでもときどき温めて“ゆるり”

適度な入浴がいちばんリラっクスできるのですが、部分的にでもカラダを温めると交感神経=ONよりも副交感神経=OFFのほうが優位に働きます。

仕事中オフィスでも、ペットボトルに50℃くらいのお湯を入れて、肩や首まわり、眼のまわりの筋肉を温めコリをほぐしながら副交感神経を上げます。

おすすめの箇所はデコルテ。心臓に近い胸元を温めることで血液の循環がよくなり全身の緊張をほぐしてくれます。

とにかく“ゆるり”

あなたは信号が青、まだ点滅もしていない横断歩道をわたるとき、曲がってこようとした車が近づいてきたら次のどのような行動が当てはまりますか?
A,「急がなきゃ」って思い走って渡る
B, 信号が青のあいだはそのまま自分のペースで渡る

ここでAだと応えたひとは要注意!
自分が思うほどひとはあなたに必用以上になにかを望んだりしていません。あなたが想像してストレスを感じてしまっている事の方が多いと自覚しましょう。
いつもせっかちで、周りにいるひとがマイペースでゆっくりだとイライラしてしまうひとは、このタイプ。

いつもより「ゆっくり、やさしく、穏やかに」行動する

横断歩道も、たとえ車が曲がろうとしてきても、気をつかい過ぎず走らないで渡ってみてください。あなたが渡るまで待ってくれている車の運転手さんのあたりまえの行動にも気づくはずです。
仕事の要件もゆっくり話す…。
心がゆるむことで、いつもの通勤でつかう同じ道なのに、いままで一度も気付かなかった美しい光景に気付いたり、逆にせかせか動く人の身体の具合を気にかけてあげられるようになったりします。







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